歯科レントゲン 被ばく量


 歯科レントゲンにおける被ばく量


・『国際放射線防護委員会(ICRP)』は、CT撮影やレントゲン撮影、また原子力発電所で生まれる放射線の被ばく量の限度として、年間mSv(ミリシーベルト)が理想的としています。



・これとは別に、人は普段の生活の中でも、自然由来の放射性物質により被ばくしています。一人の自然放射線による年間被ばく量の世界平均2.4mSv(ミリシーベルト)になります。




・歯科用CT撮影やレントゲン撮影で受ける放射線量
 ①歯科用CT撮影(3Dで認識可能)
  → 約0.1mSv(ミリシーベルト)/1回

歯科用デンタルCT


②パノラマ(顎全体のレントゲン)
 ➡ 約0.02 ~ 0.03 mSv/1回

   ➡ 当院の(デジタル)パノラマ撮影機は、0.02 mSv(ミリシーベルト)/1回
歯科用パノラマ



③デンタル(2~3歯用のレントゲン)
 ➡ 約0.01mSv(ミリシーベルト)/1回
  
  ➡ 当院の(デジタル)デンタル撮影機は、0.005 mSv(ミリシーベルト)/1回
歯科用デンタル
 


  • 上記1回レントゲン使用による被ばく量1年間の限度値の1/100~1/10です。
  • デジタル化したエックス線撮影機を使用すれば、さらに低い被曝量で済みます。
  • 当院はデジタル化したエックス線撮影機を使用しておりま。



  • ちなみに健康診断で行う『胸部レントゲン撮影』は、0.05mSv(ミリシーベルト)/1回です。

胸部レントゲン

                         
このページの全ての文章・イラストは、2019年1月3日に「しまのうち歯科」院長・松田が作成しました。