歯科 注意事項

喘息のある方
  • 成人喘息の方の10%に『アスピリン喘息』があると考えられます。
  • 『アスピリン喘息』は、痛み止め(ボルタレン、ロキソニンなどの非ステロイド系抗炎症薬)により喘息を発症します。
  • 当歯科医院では、喘息の方にはほぼ安全と言われる『カロナール錠』を原則処方いたします。
  • 『アスピリン喘息』の方は、女性に多く、鼻症状(鼻ポリープ、副鼻腔炎、鼻炎、嗅覚異常)があると言われます。


抗凝固薬(ワーファリンなどの血液サラサラ薬)を服用している方
  • 歯科医院で、抜歯などの外科処置を行う場合、基本的には『抗凝固薬(血液サラサラ薬)』の休薬しないのが、現在の考え方です。休薬することによる血栓塞栓症(けっせんかんせんしょう)のリスクが高くなるためです。ただし、かかりつけ医への確認は必要です。


骨粗しょう症治療薬(ビスフォスフォネート製剤)を服用している方
  • 『骨粗しょう症治療薬(ビスフォスフォネート製剤)』を服用している方は、抜歯などの外科処置により、骨髄炎(骨に細菌感染が起こる治りにくい病気)が起こる可能性があります。当院では、『骨粗しょう症治療薬(ビスフォスフォネート製剤)』服用している方の抜歯処置などは、県立宮崎病院・歯科口腔外科、市民の森病院・歯科口腔外科、宮崎大学附属病院・歯科口腔外科へ依頼させて頂きます。 


心筋梗塞、脳梗塞に以前なった方
  • 心筋梗塞、脳梗塞発症から『1ヶ月以内での歯科治療』および『6ヶ月以内での抜歯』などの外科処置はできません。

このページの全ての文章・イラストは、2019年1月7日に「しまのうち歯科」院長・松田が作成しました