入れ歯 治療

『入れ歯』について
歯を失った場合の治療方法の選択肢の1つに『入れ歯』があります。

『長所』
・残っている歯をほとんど削らずに治療できます。
・作り替えが簡単。

『短所』

・天然の歯に比べて3割程度しか咬めない。
・異物感がある。
・食事後に取り外して清掃する必要がある。
・3~4ヶ月経つと、適合が合わなくなりますので、歯科医院で調整する必要があります。


『入れ歯の製作過程』

入れ歯を作る場合、次の4つのステップが必要になります。
①入れ歯の設計、型取り。

②入れ歯の噛み合わせの確認。


③入れ歯の歯並びの確認。


④入れ歯の完成、セット。



※新しい入れ歯を使用するとほぼ必ず痛みがでますので、さらに何度か歯科医院にて調整が必要になります。



『入れ歯の取り扱い』

・部分入れ歯を取り外す時は、バネに指を当てて取るようにしましょう、入れ歯の赤い所(歯茎)を持って外そうとすると、バネが変形する可能性があります。

・夜間は、基本的に入れ歯を外して、水(水道水で可)に浸けましょう。入れ歯は乾燥すると変形・ヒビ割れを起こす可能性があります。




・できれば毎食後、入れ歯を『やわらかいブラシ(普通の歯ブラシでも可)』を『ペン持ち』でブラッシングしてください。歯磨き粉は使用しないでください。入れ歯洗浄剤は補助的に使用しましょう。


・入れ歯の変形・変質の原因となるので、『熱湯』や『アルコール』での消毒はやめましょう。


・義歯安定剤を使用しても構いません。できれば歯科医院で調整してもらいましょう。


『保険と自費の違い』
『保険』は、バネが金属になります。
『自費』は、バネが金属ではないため、目立ちません。
『自費』は、薄くて軽く、柔軟性があり、装着感も良くなります。
・価格は、『自費』が高いです。『保険』は3割負担で合計7000円~14000円になります。
『自費』は、税込6万5000円~9万9000円(型取り~完成まで)になります。


保険義歯


自費義歯(ノンクラスプデンチャー)

上記写真は、株式会社 愛歯さん提供になります。